扶養控除とは? 青色申告と扶養控除の関係

扶養控除とは

扶養控除とは、所得税の計算過程において、給与など所得の合計額から一定の金額を控除できる制度(所得控除)のひとつであり、所得税の計算過程を大まかな計算式で示すと、(収入-経費-所得控除(扶養控除))×税率となることから、所得控除が大きければ所得税が少なくなります。また、扶養控除は、控除対象となる扶養親族を持つ人一定の金額を所得から控除することができることになります

扶養親族

扶養親族とは、以下の4つの要件をすべて満たす人になります。

(1)配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。)又は都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること

(2)納税者と生計を一にしていること

(3)年間の合計所得金額が38万円以下(令和2年分以降は48万円以下)であること(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)

(4)青色申告者の事業専従者(注)としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白申告者の事業専従者でないこと

(注)青色申告者の場合には、一定の要件の下に実際に支払った給与の額を必要経費とする青色事業専従者給与の特例がありますが、この適用を受けて給与の支払いを受けたときには、扶養控除の対象となる扶養親族にはなれません。

控除額

一般の控除対象扶養親族(16歳以上)38万

特定扶養親族(19歳以上23歳未満)63万円

老人扶養親族(70際以上)同居以外48万同居58万

年齢は申告年度の12月31日時点を基準とします